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無症状のうちにかかる“沈黙のガン”とも呼ばれ、毎年約6,000人がかかる病気
ホルモンのバランスが悪くてよい卵子が育たない、子宮内膜症が原因で着床できない、生理不順である等、不妊症の原因も様々。
最近は男性の不妊症も増えていて、精子の数が少なかったり、元気がなかったりすることが主な原因。
避妊については知識を持っているけど、まさか自分が不妊症かも…なんて普通は思わないから、不妊症についての知識がない人は多いみたい。
いざ子どもが欲しいと思っても、なかなかできなくて調べたら不妊症だった…なんてことが20代の女性にも増えているんデス。
〈卵巣って何？〉
卵巣は、大きさ２〜３センチ位の卵子を作っている臓器で、子宮の両端から伸びている卵管という管にくっついている女性だけが持っている臓器。
思春期になると、成熟した卵子が毎月１回１つずつ卵巣から飛び出し、子宮に送られ子供が授かれる状態に。
また、卵巣は、女性ホルモンが分泌される場所でもあって、女性ホルモンは、精神安定や体の健康を調節する働きもある大切な臓器なんデス。
〈卵巣ガンって？〉
卵巣ガンは、婦人科系ガンでは70人に1人くらいの割合で発症。
卵巣には、腫瘍ができることがあって、腫瘍は良性と悪性の2種類に分けられる。その2種類の総称を“卵巣ガン”と呼ぶ。
患者数が増えてくる年代は、40代以降が最も多く、ピークは50代前半。
最近では10代〜20代の若年層も多く発症!
卵巣ガンは、コツコツと内職作業をする職人のようなガンで、初期段階では『症状って？』と思うくらいに自覚症状がないのが特徴。
実際、病院へ訪れた卵巣ガン患者の3分の2以上の人は『異変に初めて気付いたときには転移していた!!』いう人がほとんど。
ガンがある程度大きくなる、または他の部位に転移するまで卵巣ガンの症状が現れないのがコワイとこ。
そのため、乳ガンや子宮ガンに比べて、5年生存率がおおよそ50%程度と低いのが現状。つまり、早期発見が難しいことが、卵巣ガンの治癒率を低くする大きな原因になっているんデス!
自覚症状で初期のガンを発見するのはかなり難しいので、定期的に検診を受けることで、早期発見することが大切。
その1.バランスの取れた栄養素を取る。
その2. 毎日変化のある食生活をする。
その3. 食べすぎを避け、脂肪は控えめにする。
その4. お酒はほどほどにする。
その5. タバコは吸わない。
その6. 食べ物から適量のビタミンと繊維質を多く取る。
その7. 塩辛いものは控えめにする。
その8. 熱いものは冷ましてから食べる。
その9. 食べ物は、焦げた部分は避ける。
その10. カビの生えたものに注意する。
その11. 日光（紫外線）に当たりすぎない。
その12. 適度にスポーツをする。
その13. 体を清潔にする
遺伝的に引き継がれて発生するものもあると考えられている卵巣ガン。
母親や姉妹、祖母など家族で卵巣ガンになった人がいる場合は、発生する可能性が高いようなのでガン検診、検査など早期に発見できるよう気を付けて!!
あと、「妊娠回数が少ない」「出産経験が少ない」「乳がんを経験した」人もかかりやすい傾向に！
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