

以前は東京で風俗とは無縁の一流企業の秘書をしていました。
お給料は同年代の方よりはかなり多くもらっていたのですが、母親の介護のために実家に帰省。
仕事を辞めても生活レベルを下げるのは我慢出来なかったので、高給与の仕事を探して見つけたのが風俗のお仕事でした。
今までのキャリアを考えると風俗の仕事は見下してた部分もあり、汚いお店やお客に抵抗があったので高級店を探しました。
私はプライドだけは無駄に高いにもかかわらず、正直風俗のお仕事をするには歳をとりすぎていると感じていたので、
「一般店や激安店でもしかたないかなぁ」と高級店は半場諦めていました。
面接では容姿やスタイルを見るだけだと思っていたら
「高級店では会社の役員などの富裕層が多いので、教養や人間性が一番重要になる」
と言われてビックリ!
一般の企業の面接と何ら変わりはありませんでした。
その点に関しては私は一流企業の代表者達と接してきたので自身がありましたので、自分を試す意味でも是非ともお願いしました。
働く前は「どうせ一発ヌキたいだけの客相手に気持ちよくさせるサービスをするだけだろう」と舐めていた部分があったのですが、
実際に接客してみるとトークスキルを要求される場面がすごい多い!
高級店ではみな長時間のコースを選ばれるので、抜いて終わりとはなりません。
実際は相手の方の職業に合った会話で気分をよくしてもらったり、趣味の話の引き出しが必要だったりと、今までの風俗のイメージとはかけ離れたものでした。
他のお店では
「時給が発生する時間」=「性的サービスを行っている時間」
になるかもしれませんが、高級店では「トークを行っている時間」も性的サービスしている時間とおなじぐらい大切なことなので大変です。
しかし、その分
「誰もが出来るしごとでない」こと、
「自分の出来次第でいくらでも給与がアップする」こと、
「お客様の話から色々な業界の知識が得られる」こと、
「リピートをもらえる喜び」
などにやりがいや魅力を感じています。
もちろんお給料は多くもらっていた秘書時代よりもさらに高給与が得られていますし、
なにより介護のための帰省なので仕事出来る日と出来ない日などのシフトの融通がいくらでもきくのが魅力です。
今は以前と変わらず旅行にいったりブランド品を買ったりと生活レベルは同じですが、余計に稼げた分は将来、親が老人ホームに入った時の資金の積立に貯金しています。